" />

コロナで暴落!オリックスは本当に買い時なのか?

現在の株価と利回り

配当と株主優待が人気のオリックス

コロナショックの影響を受けて株価が下がっています

現在の株価は

1株1,138円です

1か月前の2月19日の終値1,907円から

40%も下落しています

株価がこれだけ下がっているので現在の配当利回りは

6.6%もあります!

しかも100株保有していれば優待として

以下の内容もついてきます

今買っていれば配当優待ともにかなりの高水準です

リーマンショック時の株価

それでは、約10年前のリーマンショック時

オリックスの株価と配当金はどうなったのか確認していきます

2009年2月27日に最安値をつけています

安値170円!

信じられない金額

これこそ絶望した時の株価です

もし20万で買った株が1万7千円になったとしたら

狼狽売りはしないと言っている方の何割が

持ち続けることができるのでしょうか…

私も怪しいです

それでは配当金はどうだったのか

2015年11月にオリックスが個人投資家向けに行った説明会資料に詳細が載っていました

7円ですね(汗

高配当どころではありません

でもそれだけ先行き不透明な時に

配当を出していただけでも他社より良いのかもしれません

リーマンショックと同じ下落率と配当になるのか

個人的見解ですが

私はリーマンショック時とは同じ水準にはならないと考えています

理由としては

よくも悪くも企業形態の多角化です

「その他金融業」に分類されるオリックスですが

その分野は多肢に渡り現在は6つの部門で構成されています

それぞれの部門の資産と利益の比率が以下になります

依然としてリテール(生命保険、銀行、カードローン)の比率が高いですが、利益率としては分散されています

下の表は利益順で各部門を並べてあります

しかし、どの業種も景気敏感で今回のコロナショック時には今後も急落を招きそうです

特に今回のコロナは人の移動が制限される部分を考えると

2番目の収益柱(海外部門)の航空、船舶、企業投資、金融は打撃が大きいです

そして1番目の収益柱(リテール)生命保険、銀行、カードローンなども

景気の冷え込みに伴い債務不履行が起きた場合の懸念があります

リーマンショック時ほど下がらないのではと考えつつも

今回の状況はオリックスには不利です

今後の買い時とその後

今回1,100円台まで株価は下がりましたが、私はオリックス購入はしませんでした

理由としては上記の内容を考えるとまだ株価は下がる可能性があると思うからです

私にとっての買い時は今回ではありませんでした

最後に

リーマンショック時、私は新卒2年目、投資歴も2年目でした

オリックスは買っていませんでしたが、株価の下落

数多くのリストラと派遣切りを報道で見て

このまま資本主義は終わり、社会情勢も変わっていくのかと思っていました

あの時の金融危機と今回のコロナショックは原因と波及先が異なりますが

今回のショックも各国の連携と一人一人のつながりや支えあいで

少しでもダメージが少なく乗り切れていくことを願っています

私も微力ながらもしもの時は寄付などを行っていきます

最後までご視聴ありがとうございました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です