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白川郷車中泊旅行記|雪をまとった合掌造りは日本の原風景-松本経由-

白川郷車中泊旅行記

んみゃ~ち tuna(@miyakojimalife_)です(*’▽’)

今回は関東に住んでいた頃に遊びに行った白川郷旅行についてです

わが家は高速をあまり使わず目的地までの道のりで

楽しそう!と思った場所をふらふら立ち寄りながら移動する旅行が好きです

白川郷まで遊びに行った時も軽井沢方面から鹿教湯温泉、松本城を経由して山の中を通りながら夜中に白川郷に到着しました

時間はかかりますが、高速では素通りしてしまう場所に立ち寄れる楽しさには旅行パンフレットでは見つけられない良さがあります

また時間的な融通が利くところが車中泊旅行の醍醐味です

この時妻は双子を妊娠していましたが、病院に相談をして出かけました

出産前の最後のお出かけだったので妻も長女も楽しんでいました

東から白川郷へ

冒頭でも書きましたが、わが家はほぼ高速を使わずに移動することを旅の楽しみにしています

この時もルートを一通り決めて途中で高速を降りました

今回は関越道→上信越道→下仁田ICで降りてから下道での旅がスタート

図で見ると大まかにこんな感じです

距離は大体380キロほど

予定時間は8時間ですが、実際は寄り道を繰り返し朝6時出発、道の駅白川郷についたのは夜中2時です( ̄▽ ̄;)

高速代が浮く

高速を使わないメリットとしては、やはり高速代金が浮くこと

浮いたお金で温泉に入ったり、その土地の特産品を食べたりすることも楽しみの1つです

車中泊旅行で少し遠出をする時は、時間的に余裕がある日なので急ぐ必要もありません

都市部を離れてしまえばほとんど信号は無く、通る車も少ないのでのんびり移動できる下道ルートはおススメです

また、その土地で生活している雰囲気も味わえるところが尚良いです♪

途中地元のスーパーに立ち寄る

下道ルートの良い所はその土地での生活を疑似体験できると書きましたが、実際小腹が空いたときにコンビニではなく、地元のスーパーに立ち寄るのがおススメです

その土地で採れた果物や海産物、野菜などを使ったお弁当は美味しい上に安いことが多いです

また、その土地でしか見れない地物もよく陳列されているので目にも楽しめます

子どももとても楽しみながら見てくれます(*’▽’)

鹿教湯温泉ってどこ?

今回の旅で最初に立ち寄ったところは鹿湯教温泉でした

読み方は「かけゆおんせん」です

読めませんよね(¯∇¯٥)

多分ほとんどの方が知らない温泉だと思います

私も初めて聞きました…

地図で見るとこの辺りです

長野県上田市と松本市のちょうど中間辺り

完全に山の途中にあります

拡大するとこんな感じ

ルート上で見つけたときは病院って書いてあるけど入れるのかな?と心配でしたが、入れる温泉があったので大丈夫でした

鹿教湯温泉文殊の湯

立ち寄ったのはこちらの温泉

こじんまりとした温泉でしたが、湯船から見える景色はなかなか良かったです

鹿教湯温泉の特徴としてはクセのない柔らかい湯

  • 泉質は単純温泉 (弱アルカリ性低張性高温泉)
  • 温泉の色はほとんど無色・透明
  • 料金は大人300円 小人200円

鹿教湯温泉の由来

この鹿教湯温泉ですが、昔の伝説が名前の由来になっているようです

昔々、仏への信仰が厚い猟師が信州にいたそうです

ある日その猟師が弓で射た鹿が矢が当たったまま逃げ、追いかけた先で温泉に浸かっている鹿を発見

しかし、その鹿は菩薩さまが化けていたそう

信仰の厚かった猟師に応え、この秘湯を教えたそうです

そのため「鹿が教えた湯」という名前がついたそうです♪

温泉の周囲も風情がある

鹿教湯温泉の周囲には川が流れており、周辺の風景もなかなか風情があります

この屋根付きの木橋はなかなか珍しいです

ロウソクなど灯りを入れるために使いそうな円柱もありました

灯されたらなんとも幻想的でしょうね(*´▽`*)

本城はさすが国宝!

ひと風呂浴びたあとは山を下っていざ松本市内へ

目的はそう

国宝松本城!

現存する五重六階の天守の中で日本最古の城です

せっかく松本に来たのならこれは見ておかなきゃです

ということで先ずは城の入り口

良いですねぇ~!

さすがの風格です(ノД`)・゜・。

時間がまだ早いためほとんど人がいませんでした

お堀側からも良い感じです

場内には鎧兜を着た方も

娘も喜んでいました

松本城の急すぎる階段

松本城は戦国時代末期にほぼ造られているため随所に戦のためのアイデアがこらされています

弓や鉄砲を撃つための小窓や、石を落とすための窓など当時の工夫が1つ1つ面白い

その中で特に急すぎる階段はなかなかのスリル…

横から見た角度

ここより更に上に行くともっと急な傾斜61度の階段があります

ほぼハシゴのような角度です(@_@;)

松本城からの眺め

所々にある小窓から松本市街を眺めることができます

この日は快晴のため山並みもキレイでした

ということで松本城も堪能

もうこれだけで旅のメインだったかと勘違いしてしまいます

ここからさらに下道を通って白川郷を目指します

川郷がいよいよ

松本まで来てしまえば白川郷はもう目の前

と思いきや…

まだ160キロほどあります

予定時間は3時間20分ほど

夕飯は高山市内で飛騨牛を食べましたが、まさかの写真を撮っていませんでした( ᐪᐤᐪ )

高山市内は夜から雪が結構降っていたため、夕食後は軽くドライブ程度

ゆっくり道の駅白川郷へ向かいます

道の駅白川郷に到着

本日のお宿(?

道の駅白川郷に到着しました

ついてびっくり

雪で埋もれてます…Σ(゚Д゚)

幸い駐車場は入れたためこの日はすぐに就寝

外気温は-5度でしたが、家から持ってきた布団に入ってしまえばぐっすりです( ˘ω˘ )

白川郷の湯で朝風呂

車中泊後の朝は決まって温泉

近くにある白川郷の湯に行きました

開店前の玄関はなかなかいい雰囲気

露天風呂もあり眺めは雪景色と庄川、奥に見える山並みが良い雰囲気

  • 泉質はナトリウム塩化物温泉
  • 肌がとてもすべすべになりました
  • 大人700円 小人(小学生)300円 6歳未満無料

掌造りの街並みは日本の原風景

お風呂で温まった後は合掌造りの街並みへ

昨晩降り積もった雪との相性は抜群で美しさしかありません

日本の農村の原風景は伊達ではない(@_@;)

なぜかむしょうに

雪の宿が食べたくなります

近くの商店で撮った写真も良い雰囲気

本当絵になります

和田家-国指定重要文化財-

合掌造りの中でもひと際大きな家屋があり目を引きます

それが和田家です

雪と朝日の姿がなんとも美しい

和田家は名手だった

和田家は江戸期に名主(庄屋)や番所役人を務めており、重要な現金収入であった焔硝(えんしょう)の取引によって栄えたそうです

ちなみに焔硝とは火薬のことを言います

和田家は見学が可能

今でも住居として使われていますが、それ以外に1階と2階部分を観光することができます

せっかくなので中も見学してきました

入館料は大人300円 小人150円です

1階には大きな囲炉裏や床の間がありました

2階は蚕(かいこ)を飼うスペースのようです

思った以上に中がとても広い

そして寒い…笑

妻のおばあちゃん家も昔2階で蚕を飼っていたようで、しきりに懐かしいと話していました

確かにおばあちゃん家はなかなかの古民家+豪農で未だに土間の台所と薪をくべる窯、井戸、蔵などがありました

天守閣展望台からの眺めはおススメ

和田家のあとは天守閣展望台へ行きました

よくパンフレットの写真でも使われている合掌造り集落の写真はここから撮れます

雪深いですねぇ

私たちが向かう頃には雪が結構降ってきたためシャトルバスを利用しました

料金は200円

記念撮影もしてもらえます

蕎麦脇本で昼食

遅めの朝食&昼ご飯は合掌造りの街並みにある蕎麦脇本に行きました

開店時間が11時だったため結構待ちくたびれるかと思いましたが、散策しているとあっという間

暖房もガンガンに効いていて冷えた体にしみました( ;ᵕ; )

注文は蕎麦ととろろ

妻と子どもも満足していました

この後また色々巡って関東へ帰りましたが、これ以上は長くなるので今回の記事はここまで!

帰りに寄った高山市内の温泉で結婚指をロッカーに忘れてしまい、途中群馬から岐阜まで引き返したのは良い思い出です( ̄▽ ̄;)

この記事が誰かのここ行ってみたいにつながれたら幸いです♪

最後まで読んでくれてありがとうございました(っ_ _)っ

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