こんにちは tuna(@miyakojimalife_)です(^^)
いつもブログを読んでくれてありがとうございます♪
昨今の投資ブームからYouTubeでの投資指南チャンネルが増えてきました
YouTubeが投資の入り口という方も多いと思います
私が投資を始めた2007年はネット証券が少しずつ認知されてきた頃でしたが、まだまだスタートするにはある程度資金力が必要な分野でした
投資している人と言えば資産家、起業家、専業投資家、高年収サラリーマンの方などが多く、若くして株取引をしている方と知り合う機会が少なかったです
これだけの若手兼業投資家を増やすことができたのは、国や証券会社の功績が大きいように感じます
昨今の株ブームの中で特に大きなウェイトを占めているのが、ご存知の通り米国株(アメリカ株)とインデックス投資です
米国株は1株から取引できる手軽さと、世界をリードするグローバル企業に投資できる点が魅力
インデックスは倒産や減配リスクを分散できる、市場平均を誰でも得ることができる点が人気です
今回はそんな「米国株×インデックス投資」を世界規模で行っている運用会社を3つ紹介していきます
世界トップ3の運用会社なので知っていて損はないはずです(*’▽’)
もくじ
そもそもETFってなに?
ETFを知らない方もいると思うので、簡単に説明します
ETFとは、「Exchange Traded Funds」 の略で日本語で言うと「上場投資信託」になります
よく聞く投資信託は上場されていないので、取引を終えた後に証券会社が基準価格を発表します
ETFは”上場”投資信託なので、個別株と同じように日本市場であれば平日の9:00~15:00の市場が開いている時間に自由に売買ができます
米国市場であれば日本時間の23:30~6:00(サマータイム期間は22:30~5:00)の市場が開いている時間で取引が可能です
ETFと投資信託については過去記事があるので、そちらも参考にしてください(^^♪
長期投資には投資信託が有利?投資信託とETFのメリット、デメリット
個別株とETFの違い
個別株は、AppleやGoogleなど企業の株を単体で売買します
株投資と言えばこの方法がしっくりきますよね
これに対してETFは、ダウやS&P500などの指数と同じ動きをするようにプロが銘柄を選び、セットした商品を売買します
指数と書いていますが、ダウやS&P500などの株価指数だけでなく、金や不動産など色々な種類があります
個別株は企業単体、ETFは指数(グループ)をまとめて購入している点が違います
それでは運用会社の紹介です♪
Vanguard-バンガード-
米国株のETF運用会社と言えば真っ先にこの会社を上げる人は多いと思います
アメリカ合衆国ペンシルベニア州に本社がある世界2位の資産運用会社で、インデックス型投資信託を個人投資家向けに初めて販売した会社です
インデックス投資の元祖というわけですね
バンガードの創立者 ジョン・クリフトン・ボーグル氏は、2019年にこの世を去りましたが、平等に低コストの投資機会を提供した彼の存在が無ければ、私たち個人はインデックスファンドの恩恵を受けることは無かったと思います
そんな彼の理念が息づいているバンガード社は、兼業投資家にとって最良の選択肢の1つになるはずです
バンガードのインデックスETF
バンガード社のETFの特徴として、ティッカーコードの頭文字があります
日本では、花王(4452)など数字で分類されていますが、米国株はApple(AAPL)などアルファベット表記になります
バンガード社のETFの場合は頭文字にVが付きます(一部当てはまらないETFもあります
漫画イニシャル〇みたいな感じですね(/▽\)
そんなバンガード社のインデックスETFはコチラ
【VT】
先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成
経費率は0.08%
【VOO】
S&P500指数のパフォーマンスへの連動を目指す
経費率0.03%
【VTI】
米国株式市場銘柄のほぼ100%をカバーしている
経費率0.03%
1つ残念な点を挙げるとしたら、2021年2月にバンガード・インベストメンツ・ジャパンは廃業手続きをし、日本から撤退しています( ;∀;) 東アジアでは中国をメインに行うようです…
BlackRock-ブラックロック-
アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社がある、世界1位の資産運用会社がブラックロックになります
日本でもブラックロックジャパンの名称で活動しています(^^
その運用資産残高は9.01兆米ドル(約995兆円)と世界最大です!(2021年3月末時点、1ドル=110.5円換算)
参考:ブラックロック
日本の2021年国家予算案が106兆円である事を考えれば、運用額の大きさに驚きますΣ(゚Д゚)
ブラックロックのインデックスETF
ブラックロックのインデックスETFも、バンガードと同水準の経費率のため低コストです
主力になるのは「iシェアーズ」で、世界のETF市場シェア約3割を誇っています
【TOK 】
日本を除く先進国の株式で構成される指数と同等の投資成果を目指す
経費率0.25%
【IVV】
S&P500指数のパフォーマンスへの連動を目指す
経費率0.03%
【HDV】
配当水準の高い米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指す
経費率0.08%
State Street-ステートストリート-
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに本社がある信託銀行です
先に挙げた2社に続いて世界3位の資産運用額を誇っており、日本でもステート・ストリート信託銀行、ステート・ストリート銀行東京支店などがあります
2018年ごろまで3社の資産運用額に大きな差はありませんでしたが、昨年の資金流入額では明暗が分かれています
ステートストリートは3社の中で後れをとっている印象です
ETFへの資金流入でバンガード・グループは2013年以来初めてブラックロックを上回る見込みだ。ブルームバーグの集計データによると、バンガードには今年これまでに過去最高となる1940億ドルの資金が流入した。世界最大の資産運用会社、ブラックロックの流入額は1130億ドル、ステート・ストリートは3位に入ったものの流入額は320億ドルと、大きな差がついた。同社の市場シェアは5年連続の低下となりそうだ。
引用:Bloomberg
ステートストリートのインデックスETF
ステートストリートの主力ETFは、「SPDR」シリーズで世界的にも人気があります
しかし、メインとなる「SPDR S&P500 ETF」は経費率が0.0945%と、同じようにS&P500連動を目指すバンガードやブラックロックのETF経費率0.03%より高めになっている点がネックです
【SPY】
S&P 500指数のパフォーマンスへの連動を目指す
経費率0.0945%
【SPYD】
S&P500高配当指数のパフォーマンスへの連動を目指す
経費率0.07%
ETFは信託報酬と中身をチェック
紹介した3社は世界3大資産運用会社ですが、投資を始めたばかりの人には馴染みのない会社ばかりだと思います
信託報酬(経費率)はとても低いですが、これはインデックスだからあまり銘柄の組み換えが多くない点も挙げられます
同じ資産運用会社でもETFがアクティブ運用であれば、信託報酬の高いETFも存在します
買おうとしているETFが何を投資対象としているのか、信託報酬(経費率)は何%なのかが重要です
ほんの数年前までは米国株の売買手数料は高額で、1株買うのに手数料が3,000円ほどかかっていました
1株数千円の株を買うのに手数料が3,000円もかかっていては、手数料負けしてしまいます
実質1株から購入する人はおらず、数十万円から購入しているのが実情でした
手数料を飛躍的に下げたネット証券の存在はやはり大きい
「手数料は低い方が良い」
この考え方は投資をプロにお願いする「信託報酬」にも当てはまります
ぜひ信託報酬にも目を向けてETFを選んでみてください♪